掌編小説とエッセイのアンソロジー BALM
掌編小説とエッセイのアンソロジー
BALM
2022年5月29日(日)
第34回文学フリマ東京
主催・オカワダアキナさんのサークル「ザネリ」にて頒布
こちらのアンソロジーに参加させていただきました。
赤盤と青盤の2冊に分かれており、私は赤盤に入れていただいています。
このアンソロジーでは、ひとりにつき3作品(掌編小説2作品・エッセイ1作品)を寄稿しており、その人の作品を「少しずつ・たくさん」楽しめるようになっています。
(寄稿作品は新作・過去作問わず)
私は以下の作品を寄稿しています。
■小説
・『手にしていたもの』
ネプリ同時配信企画「ペーパーウェル」
第6回テーマ:散歩
にて発表した作品です。
お気に入りの小説なので、寄稿のひとつに選びました。
この作品は、こちらでも読めます。
https://kakuyomu.jp/works/16816452221207273400
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15501461
・『嵐を待つ』
「DimensionMovie×植田圭輔」という企画に提出した作品です。
企画サイトに掲載された以外では、今回が初お披露目です。
試し読みはこちら。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17650290
■エッセイ
・『あの日見た海』
昔のある出来事を思い出しながら書いたエッセイです。
試し読みはこちら。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17650305
全くの偶然なのですが、小説は両方とも親子について書いている作品となりました。
どちらにも私の生まれ育った環境が反映されています。
エッセイも、私のルーツを表したものとなりました。
「BALM」の意味を調べると、「香油、芳香のある軟膏、鎮静薬」などが出てきました。
傷痕や痛みに、そっと塗る軟膏。
それは誰かの指先の体温を感じるものかもしれないし、ヒリヒリと痛むものかもしれない。
その感じが、私のルーツが反映された作品たちにぴったりだったと思います。
このたびはありがとうございました。